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全抜き加工シール
【主題】
ブランドコンセプトステッカー
【地域おこし仮想ブランド 「Keshiki」(卒業制作)】
生まれ育った瀬戸内の文化と豊かな自然への愛着から地域の特産物を用いたブランドの総合的なデザインの研究。その際に製作したブランドコンセプトステッカーです。
【製作に留意したポイント】
・細部に渡るイラストのブラシ表現をどのように再現するか
・イラストと背景のコントラスト
・上品な質感の演出
【素材】
材質:
原紙 リンテック株式会社 ユポ80 PAT1 11BL
ラミネート マルウ接着株式会社 マットPP
印刷方法:オフセットフルカラー印刷
加工:全抜き
寸法:100mm×100mm
色数:4色+特色1色
特殊仕様:無
【スタッフクレジット】
デザイン:谷山 樹里(有限会社エイコー印刷)
ディレクション:安部 秀徳(有限会社エイコー印刷)
当社ではこの打ち抜き加工を非常に得意としており、ロットや形状の違いで2つの製法を使い分けています。小ロットのアイテムや、ごく小さなサイズについては「平圧式」という加工方法で打ち抜いていきます。
一般的にシール業界の全抜きは殆どがこの平圧式。
刃物でプレスして打ち抜き、そのままスライドさせて繰り出していくようなイメージ。
ロットが大きくなると平圧式ではあまり生産性が高くないので、当社では効率的に生産出来る「ロータリー式」で加工していきます。ロータリー式のイメージはコチラ。
動画でもご覧になって頂けるのですが、ロータリー式の場合は、平圧式と比べると圧倒的な生産性の高さです。
実はこの加工方法は速度が速いというだけではなく、1回の抜きでシールだけの抜き加工と台紙までの抜き加工を同時に行うことが出来るという特徴も。ロータリー式は金属プレートを腐食して造る腐食刃という刃物を使うため、刃物の高さを部分的に変えた加工が可能なのです。
腐食刃は通常の刃物と比べるとやや高いので初期コストこそ若干割高ですが、
一定量以上になるとコストメリットもグッと増してきます。
見た目にもスタイリッシュに仕上がる全抜き加工。
目を留めて欲しい配布用ステッカーなどを作られる際は是非アクセントとしてご検討下さい。
印刷会社としての色味や強度など、できて当然のことは当たり前に守りつつ、さらにニッチな部分でお客様のご要望にお応えし続けています。
当社のオフセット印刷は、すべての点を滲み潰すことなく印刷しており、実績としてセキュリティ用マイクロ文字や0.1mmの線を
0.1mm間隔で印刷した事例もございます。
この正確で精密な表現こそ、当社の印刷技術が高く評価を頂く原点になっています。
営業も技術者もシンプルに「いいものを作る」という目的を共有しているので、人間関係は常に良好です。全社一体となってご依頼頂いた案件にお応えしていく当社ならではのチームワークは、お客様にご提供するあらゆるアイデアや応用技術の基となっています。
同業他社からの依頼も多い当社の特徴として、カバーできる領域の広さがあります。酒類、食品、ファンシー、精密機器、特殊加工品に至るまで高レベルの案件にお応えしてきた実績がございます。
キャラクター関係ではWALT DISNEY社のFAMA認証(FACILITY AND MARCHANDISE AUTHORIZATION)、工業ラベル関係ではUL/cUL(CSA)を保有するなど、幅広い領域に対応し、高い評価を頂いているのも当社の特徴です。
Flow
一般的なシール印刷は勿論のこと、SP用途のアテンションシールや豪華な素材のシールまで何でもご提案可能です。
勿論、アイデアベースのご相談も大歓迎です。いいもの、一緒に作りましょう。
エイコー印刷の営業部は全員、製造経験者。
お客様の些細な疑問にも的確に答え、提案します。
当社の色校正は基本的に実機校正となります。
色に特にこだわりたい場合は、是非ご依頼下さい。