FACTORY NEWS 〜新しい仲間編〜
先日弊社のお知らせにもご報告した通り、この度当社に新しい設備が加わりました。と言っても中古なんですけどね。
志機という会社のCL-220という機械でして、どこかの同業他社で使われていた7〜8年オチの個体です。運ばれてきたのはこんな姿。非常にコンパクトですね。

こんな感じで釣り上げて2Fから搬入するのです。
で、実際にクレーンで浮かしている模様がコチラ。
いつもの大型機と違ってヒョイッと簡単に持ち上がりました。あっけない。笑
新品で買うとしたら当社には少々コンパクトすぎる仕様なのですが、中古業者さんから「ここのメーカーの出物なら御社かと思いまして…」とお声がけ頂いたのがキッカケで、ご縁あって仲間入りしてもらいました。
搬入したばかりのこの機械…正直非常に汚い状態でした。ちょっと機械が可愛そうなくらい。
ありとあらゆるところにインキがこびりついたままで掃除がされておらず、パーツは錆が来ている部分も多数で、場所によってはパーツすら欠損しているような状態。

入ってきた時の機械の一部。とても汚れが酷くて悲しくなりました。
正直、このままではまともな印刷など出来るはずがないので、当社の機械として活躍してもらえるレベルまで掃除とメンテナンスを入れていくことにしました。

機械外部だけでなく、内部も酷く汚れている状態。
この機械を今回掃除してくれた高橋君。2日間精魂込めて磨いてくれました。深謝。
まずは長年こびりついたしつこいインキ汚れを、溶剤と特殊なスポンジでひたすら磨いて落としていきます。
この写真では手の上部、天面が既に結構キレイになっています。
心がけ次第でここまでキレイになるのです。
更にここから機械部品をバラして、細かく入り込んでしまった汚れまで全て磨き上げていきます。

ありとあらゆるパーツをバラして磨き、再度組み立てます。相当な根気が必要です。
バラしていくうちに、本来あるべきネジが機能していなかったりセンサー関係が雑に扱われていたりしたことが判明。
当社の類似設備のストックパーツから移植しつつ現状で考えられる限りの復帰をしていきます。
結果的に全ての機能について回復させることができ、完璧な状態で復活させることが出来ました。
復活後、意気揚々と動き出した姿がコチラ。

もう全くの別物です。凛々しい。よくここまで復旧させたと身内ながら誇らしいです。
動作も非常に良好で、ステキな製品が製造できています。
とても他社で戦力外通告を受けた機械とは思えません。印刷ユニットは少ないけど、人も機械も色んなタイプがあって良いですよね。残念ながらどうしても取り切れない汚れはあったものの、丸2日もの間、真摯に、愚直に、一言の文句も言わないどころか愛着すら感じさせる姿勢で磨き込んだ彼を心から誇りに思います。
大分キレイになってきたね、と話しかけると、「手の空いた時に塗装が剥げているところを塗り直してあげるんです。」と返ってきました。
彼の本気度を感じました。もはや完全に相棒にしてますね!
さて。
磨き終えた翌日の朝礼で、工場長から「彼が磨き上げて愛着も湧いたと思うので、彼に担当してもらおうと思います。」という言葉が発せられ、彼は今まで経験したことのないタイプの機械を扱うチャンスを勝ち取ることとなったのでした。
彼とこの機械が当社の戦力としてこれからガンガン活躍してくれることを心から願っています!^^
良い仕事はキレイな機械と真摯な技術者の情熱で出来るものだと信じて、今日も社員一丸となって頑張っていきたいと思いま〜す!!!