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ナチュナルワインイベント「ババンバvinvinvin」に参加しました!

こんにちは、広報の谷山です。

先日製作事例としてHPや各SNSに投稿した「ステッカー付きイベントチケット」見て頂けましたか?






こちらのステッカーが一体型になったチケットは、ナチュラルワインイベント界隈で大人気の「ババンバ vinvinvin(ババンバ バンバンバン)」というイベントに向けて製作、当社が提供したものになります。

2018年から始まったこのイベントはコロナ禍の分断を経て4年越し、4回目となる開催!別府で大人気の酒屋&角打ちBeppu Sake Stand 巡 様が主催するイベントです。



ナチュラルワインとは化学薬品を一切使用せずに育てたブドウを醸造した自然はワインのことで、フランス語では「vin nature(ヴァン・ナチュール)」と呼ばれ親しまれています。

こちらのイベントでは世界中で活躍しているインポーター選りすぐりのナチュラルワインが集結!合わせて楽しめるフードを提供する飲食店も大分県内だけではなく九州・四国・中部から大集合。このチャンスを逃すまいと、遠くは大阪から足を運んで来る方も・・・!!



今回はそんな大人気イベントに参加してきましたので、皆様にレポートで共有しま〜すっ!


左:(当社社長の安部と主催者 丸田酒舗の丸田さん)/右:(当社社長の安部と主催者のそにさん)





イベント当日は天候にも恵まれ最高のワイン日和。今回参加の社員3名(営業K先輩・包装I先輩・広報 谷山)は足を弾ませながら別府駅から目的地の別府スパビーチ(的ヶ浜公園)へと向かった。しかし…こういうときに普段の運動不足が露呈してしまう。

体中から吹き出す汗を狙ってくるかのように目に飛び込んでくるソフトクリームやジェラート、生ビールののぼり。誘惑に負けてしまいそうになりながらも必死で正気を保ちつつ会場を目指す。心が折れそうになったところで陽気な音楽が聞こえてきた。


K先輩(以下:K):「なんか・・・音楽聞こえない?」


I先輩(以下:I):「聞こえるね!」


音楽が聞こえてくる先に歩を進めていくと、人だかりのできているテントが。




到着したのはイベント開始時間の12時ジャスト。会場は既に人で溢れ返っていた。喉に冷たいワインを早く流し込みたくて仕方なかった私は、受付を早く済ませようと列に並んだ。

受付でステッカー付きチケットを受け取り(やっぱり自社製品を外で見かけるとテンション上がります)、リストバンドとグラス&グラスホルダーをゲット。想像していたよりも遥かにテンションの高い会場の空気に心が踊る。気分を上げる素敵な音楽が流れてくる方を見ると、DJブース用のテントが!




DJは2023年10月に開催された都市型音楽イベント「いい湯だな!」の主催者であり、別府で2件の音楽コンセプトバーのオーナーKenzoさん。ブースの周りでは体を揺らしながらワインを楽しむ人も。見ているだけでもテンションが上がる。

ハッと我に返る。

そうだ。音楽を聞きに来たんじゃない。ワインを飲みに行かねば。
ワイン一覧表と会場案内を広げると、なんと117種類のワインリストが並んでいる。圧巻!

ワタクシ(以下:ワ):「とりあえず、どんな食べ物とワインがあるか見回りましょうか!」


と先陣を切って一巡してみたもののワインの知識も特になかった為、迷子状態に。K先輩の案で配られたワイン一覧表を見ながら番号で決めていくことに。I先輩が選んだのは、その名もドリンクミー(Drink Me)。まさしく一杯目にふさわしい名前じゃないか。貸し出されたワイングラスにドリンクミーを注いでもらう。




グラスにワインが入った瞬間、ワインの冷たさでグラスが少し結露した。この暑さの中ではこの上なくそそられるビジュアルだ。真っ昼間から美味しそうなワインを今から飲むという背徳感がたまらない。


ワ:「うんまぁ〜っ!冷えていますね!しかも、飲みやすい!」

K:「んー!美味しいね!」

I:「なんか、ワインってあまり飲んだことなかったけどこれは飲みやすい気がする!」


と、背徳感もどこへやら。スイスイとグラスを口元に運びあっという間に完飲してしまった。


K:「次は食べ物やな!何食べたいですか?」

I:「うわ〜!迷うなあ…!」

ワ:「ずっと気になっていた『火鍋にしだ』さんに行きたいです!」



と、ワインを貰ったテントの真横にあった別府で人気の『火鍋にしだ』さん。当日提供されていたのはよだれ鶏や麻辣牛すじ煮込み…。ガッツリ肉を食べたかった私たちは、その2点を手に入れた。


写真見るだけで思い出してしまう美味しさ・・・



麻辣牛すじ煮込みを頼むと熱々の容器を渡された。塩風に乗って香る麻辣の香りがたまらない。海岸の階段に座り、早速食べてみると、ホロッ…トロッ…と長時間煮込まれた牛すじが口の中でとろけた。


ワ:「なにこれ!美味しい〜!!牛肉が柔らかすぎる…」

I:「めっちゃとろけるね〜!」

ワ:「私もとろけてしまいそう・・・です・・・」

I先輩と幸せを噛み締めていると、よだれ鶏を頼んだK先輩も・・・


K:「美味しいぃ〜!!もう一回おかわりしたいしテイクアウトもお願いしたい・・・!」


気づけば一瞬にして美味しいおつまみもワインもなくなっていた。幸福感に満たされた我々が次の一杯を物色していると、眼の前の女性が「久しぶり〜!」と抱き合った。どうやら大阪と宮崎から来た知り合いらしい。

K:「やっぱり、いろんな地域から足を運んで来ているんやな。」

ワ:「遠方から…すごいですね!」

改めてイベントの人気の高さを実感した出来事だった。

次は何を食べようかとグルメを買いにまた足を運んだ。次は王道系ワインのオツマミを狙おうということになりリサーチしていると、生ハム・チーズ・タコという文字が並ぶブースが。

大分市にあるTriangolo(トリアンゴロ)さんというお店で、I先輩とK先輩はタコを堪能したいと「タコとじゃがいもの炭火焼き シチリアのオリーブオイル」、ワタクシは生ハムを堪能したかったので「ブルスケッタ2種盛り」をお願いした。


これぞ王道のワイングルメ!ビジュアルもオシャレなのである。



THE王道はやっぱりオシャレ。完成されたビジュアルを崩すのに躊躇してしまうワタクシ達。まごまごしているとアナウンスが流れてきた。


主催者:「今から乾杯を行いたいと思いま〜す!写真を取りますので是非集まって下さ〜い!」


ワインも少しまわってほろよい気分の我々も吸い寄せられるようにDJブースに向かう。主催者のそにさんの号令に合わせてみんな元気よく「カンパーイッ!!」と声を上げた。なんて気持ちいい乾杯・・・




各自食べ物を手にしながらワインを手に座れる場所へ腰を落ち着けると、私用で遅れて来た社長と工場長がやってきた。

工場長(以下:工):「こんにちは〜!やってんな〜。」

社長(以下:社):「どう〜?楽しんでる〜?」

ワ:「お疲れ様です!めちゃくちゃ楽しいです、ご飯もワインも美味しいですよ〜!」

社:「いいね〜!!じゃあ俺もなんか貰いに行こうかな!」

どれどれ・・・と、配布されたワイン一覧表を見ると社長の目が光った。

社:「・・・ものすごいラインナップじゃんッ!!ちょっと取りに行ってくるわ!」

早足にその場を離れた社長の後ろ姿は飲む前から明らかに浮かれていた。工場長は普段ハイボ―ルやビールがメイン。ワイン自体は好きなのだが普段あまり飲む機会がない為、店員さんにオススメを聞きながらワインを楽しんでいた。

一杯目のワインを飲んだ社長と工場長おかわりをもらいに行くと、ちゃっかり手には美味しそうなグルメをゲットして帰ってきた。福岡から出展されているtacoscoさんの2種類のタコス。あまりの美味しさに、社長と工場長大歓喜。


香草もたっぷりで外で食べるグルメとして最高だった(社長談)



お腹もちょっと落ち着いたところで、少し甘めの白ワインのおすすめを社長に聞いてみた。社長のオススメは「ゲヴェルツトラミネールV.V」。折角なので試してみることに。なんとワタクシが最後の一杯でした!ラッキーーー!人気のワインは開始1時間すぎでなくなっちゃうようです。。。

K:「やっぱり通な方はみんな同じものを求めているんですね…。」

お腹がいっぱいになるほどにはワインを楽しんで、満足したワタクシ達はデザートを探す旅へ。ワタクシは先程注文したTriangolo(トリアンゴロ)さんで販売されていた「パッシートワイン入りのミルクジェラート」を、パンナコッタが気になって早口言葉のように連呼していたK先輩は「生姜のパンナコッタ」を注文。


我々女性陣は日陰で涼みながら締めのデザートを堪能する中、社長と工場長は何度もワインをおかわりしに日陰とテントを往復していた。(そんなにおかわりするならテントの前で飲んでも良いのに)


海風にのって心地良い音楽が響き、ほろ酔いの参加者が心地よさそうに体を揺らしていた。最高の大人のピクニックを五感で楽しんでいるのが伝わってくる。この空間にいること自体が贅沢に思えてくる。

あっという間に時間は流れ、終了間近のアナウンス。
主催者:「飲み放題終了まであと5分で〜す!!まだワインが残っているブースに是非〜!!」

アナウンスが終わるのを待たずに社長と工場長は足早にワインを取りに行く。(あの2人の胃袋と肝臓の容量はどのくらいなんだと心配になる…。)

終了時間の15時を迎え、参加者全員の集合写真を撮影することに。方々に散っていた人が集まると、全員がカメラに入らないという想定外の事態に。改めて今回の盛況を再認識させられた。後列には手に持ったグラスだけでもと背伸びをする人も。ワタクシ達もその一員だった。


イベントの〆は関係者のスピーチ。デザイナーのakari okawa様のスピーチに続き、当社のご紹介もしていただきました!


チケットステッカーの正しい使い方を紹介する弊社の安部。ちょっとテンションがおかしくなっている。


かくして、ババンバvinvinvin 2024年は幕を下ろした。

帰路についた我々を見送るように、遠くからザ・ドリフターズの「いい湯だな」が流れていた。ババンババンバンバンのフレーズが余韻のように今でも耳を巡っている。